報告 チェルノブイリ救援コンサート
 
 2003年6月15日(日)、午後3時より、埼玉新生教会を会場として、社会委員会環境問題小委員会主催によるチェルノブイリ救援コンサートが開かれました。出席者は約200人。また、広河隆一(フォット・ジャーナリスト)写真展も同時に開催されました。

 出演者のナターシャ・グジーさんが最初登場した時は、ファッションショーのモデルかと思ってしまいました。(^^;) それほどお美しい方でした。
 ナターシャ・グジーさんは日本語がとてもお上手で、チェルノブイリの子どもたちのことや自分の家や近くの森のこと、その緑の森が放射能で赤くなり、森も、自分の家も土の中に埋められてしまったことなどを話して下さいました。
 アンコールで「ふるさと(うさぎ追いしかの山・・・)」を日本語で歌って下さった時には、私の隣のおばさまなどは涙を流していました。もう無くなってしまった御自分の故郷のことをどのように思って歌ってくれたのでしょうか?
 事故は17年前に起きました。被爆した人々の生活は決して風化せず、日々が病との戦いと将来への不安があることを思います。何かしらイベントがないと、自分の中ではついつい風化してしまいますが、このコンサートを通して改めてチェルノブイリのことを思い起こされました。感謝です!
 最後に、CDを2枚も買って、サインと握手をしてもらいました。(^^;)
報告:岩佐浩一(ホームページ委員、上尾合同教会)

  
第一部でピアノの伴奏に合わせて歌うナターシャ・グジー。


第二部で民族楽器のバンドゥーラの演奏とそれに合わせて歌を歌いました。


サインをしてもらう岩佐さんとナターシャ・グジー。(この写真は中村眞先生提供)



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