報告 こどもさんびか(改訂版)講習会
 
 2003年6月28日(土)、午前10時30分から午後3時まで、大宮教会礼拝堂において、こどもさんびか(改訂版)講習会が、「礼拝と音楽と学ぶ会」・地区教育委員会の共催で、開かれました。参加状況は、27教会(地区24、他地区3)、2幼稚園から、講師を含め80名の参加者でした。
 講師はお二人で、塚本潤一牧師(群馬・高崎教会牧師、教団讃美歌委員)と、小宮郁子さん(教団出版局)でした。

 午前の部は、開会礼拝の後、さんびの練習、そしてその合間に改訂版の解説がありました。具体的には、なぜ改定に至ったか、こどもさんびかの略史、収録さんびかの内訳、全体の構成、礼拝で用いられる、また日々の生活の中でも用いられるようにと願って、ということを伺いました。そして次々に歌っていきました。この「こどもさんびか(改訂版)」には、従来のこどもさんびかから69曲、讃美歌21から46曲、新しい歌が28曲(そのうち公募の曲が11曲)ということで、知っている讃美歌もずいぶん入っているわけです。

 こどもさんびか(改訂版)を手にとって、解説のままに開いてみると、なるほど「目次」が新しく入っている。「まねきのことば」「わたしたちの祈り」など、すぐに祈れる祈りがあり、「主の祈り」は口語も含め4パターン載っています。お聴きしていると、ただ開いているだけでは気づかない、改定に携わった方々の熱意が感じられます。

 さんびかの講習会ですから、どんどん歌っていきます。午後の部に入ると、輪唱や掛け合いで歌ったり、歌詞の一部にいろいろな言葉を入れて歌ってみたり、立ったり、跳んだり、体を動かしてみたり、鈴やマラカス、打楽器、ギターも加わって、相当にぎやかに、そして声の限りの賛美もありました。こどもたちが喜んで歌う姿が目に浮かぶようです。リーダーがまず賛美のよろこびを感じていないと伝わらない、と思わされました。また、静かに祈りへと導かれていく賛美も教えていただきました。

 20数曲紹介して頂きました。練習した曲を使って、最後に短く「こどもさんびか」をフル活用した礼拝を塚本牧師の司式でささげ、閉会となりました。のどは少々疲れ気味ですが、心が温もる、さんびと祈りで主に結ばれる希望を確認した講習会でした。主に感謝。

報告:金田佐久子(ホームページ委員、西川口教会)

  
講師の小宮郁子さん(教団出版局)


講師のリードに従って賛美


講師の塚本潤一牧師(高崎教会牧師)

からだ全体で「ハレルヤ!」

ギターも登場(右側はお世話役の長尾愛子さん)



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