報告 教師一泊研修会 |
2004年7月5日(月)〜6日(火)、別所沼会館にて、教師委員会主催の教師一泊研修会が開かれました。主題は「現代におけるキリスト教カウンセリング」、講師は、賀来周一師(キリスト教カウンセリングセンター相談所長)でした。 教師委員会委員長の山岡創牧師(坂戸いずみ教会)の導きの開会礼拝の後、賀来先生の講演(1)「現代におけるキリスト教カウンセリングの課題」がありました。次いで、木ノ内一雄牧師(川越教会)、森 淑子牧師(狭山伝道所)より発題があり、夕食後は、分団で、現場からの声をお互いに分かち合い、慰めと励まし、示唆を受けました。 二日目には、早天祈祷会、朝食後、講演(2)「牧師の精神衛生と人格形成について」があり、質疑応答の時をもちました。 報告者は都合により遅れて講演(1)は聞けなかったのですが、講演(2)では、牧師自身が陥りやすいことを分かりやすくお話してくださり、「なるほど」と感じることばかりでした。例えば、牧師になる人は比較的「真面目で熱心」な人が多いから、いわゆる「燃え尽き症候群」とよばれる症状が現れたら注意しましょう。また、すべて自分でやろうとしないように、牧師だって人間だから、自分の能力の限界を知ることが大切である、などです。 また、信仰と人格との関わりについても、興味深く聞きました。自分のための信仰か、神中心の信仰か。どちらの面もあることは否定できませんが、「いざことが起こった時」に働くのは、神中心の信仰だということです。 他に、プログラムを調整して教師間の互助体制についての協議をもち、また、インドネシア訪問の報告が最上先生よりありました。 なお、出席者は29人(22教会、隠退教師2名)でした。 |
報告:金田佐久子(ホームページ委員・西川口教会) |
講師の賀来周一先生(二日目です) |
発題する木ノ内一雄先生(川越教会) |
発題する森淑子先生(狭山伝道所) |
研修会の様子 |
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