報告 関東教区KKS春のキャンプ

 2005年3月28日(月)〜30日(水)、あゆみ幼稚園(シャロンのばら伝道所・越谷市)にて、関東教区KKS春のキャプが開催されました。

 テーマは「知らなかったことは罪?」、主題聖句はルカによる福音書6章20節、「貧しい人々は、幸いである、神の国はあなたがたのものである。」。講師は、松浦信(まつうら・まこと)先生(日本聖公会 聖バルナバ教会・聖慰主教会司祭)でした。今回のキャンプは2年続きの企画の第1年目です。群馬県草津温泉近くにあるハンセン病療養所「栗生楽泉園」とその人々との交わりを願って、第1年目の今年は、療養所内の日本聖公会の教会の松浦先生をお迎えしました。一日目と二日目にお話をききました。

 松浦先生が、プロジェクターを使って、写真や図を見せながら、ご自身とハンセン病元患者さんとの出会い、ハンセン病とはどんな病気か、らい予防法・新らい予防法下で行われた隔離政策、偏見・差別された苦しみ、療養所の生活、栗生楽泉園についての紹介、など、話されました。そして、「ぜひ栗生楽泉園に来て、療養所の方々と出会って話を聞いてください。」と、おっしゃいました。療養所の方々も高齢になっています。この呼びかけに答えていきたいです。

 キャンプでは、小グループ単位で、講師の先生のお話をどう感じたかなどを分かち合ったり、考えたり、ディスカッションしたりして過ごします。お祈りや食事の準備後片付けもそのグループで行動します。三日間の内に、互いを知り親しくなる、とても貴重な交わりです。それぞれのグループが、意義深い時を過ごせたようです。

 多くの教会と方々のお祈りとご支援と、そして献金を感謝いたします。なお、参加者は38人でした。
(関東教区総会で、参加者の文集を配布しますので、ぜひご覧になってください。)

報告:金田佐久子(ホームページ委員・西川口教会)



小池正造ディレクターによる開会礼拝




松浦先生のお話です。プロジェクターに図や写真を映しています




グループ(1)




グループ(2)




グループ(3)




一日目の午後の集合写真 まだ表情が固いかな?




二日目の夕食はバーベキューでした。




二日目の夜、全体会のあとの集合写真。大分リラックスしています




三日目の朝の祈り




 キャンプ終了後の集合写真。皆で草津の方角を指さしています


HOME