報告 新年合同礼拝 (2区)

 1月10日(月)、埼玉和光教会におきまして埼玉最寄り2区の新年合同礼拝がもたれました。最寄り2区の18教会・伝道所と東京の1教会から合計118名の出席者がありました。広い礼拝堂は人でいっぱいになりました。

 子供向け説教は小川教会の長尾邦弘牧師が務められました。説教題は「イエス様に選ばれて」。長尾先生は会場の子供たちを自分の前に集められ、新しく建てられたばかりの小川教会の写真を子供たちに見せ、会堂建築にまつわるお話をされました。一度は頓挫してしまった会堂建築が、お祈りと諸教会からの献金によって無事完成することができたことを語られました。時々入る子供たちからのツッコミにも、ユーモアを交えながら答えられました。会衆の大人たちの笑いも誘い終始和やかな雰囲気の説教でした。子供たちにも、そして大人たちにも、祈りと、自分の教会だけではなく他の教会のことをも考えることの大切さが伝ったのではないでしょうか。

 その後、川越教会の木ノ内一雄牧師が「門をたたきなさい」と題して説教されました。イエス様は求められて断ったことはありません、というメッセージが強く心に残りました。ルカ7章に出てくるフェニキアの女性の場合も、イエス様は彼女の信仰を試されたのであって、最初から断るつもりはなかった、のです。また、放蕩息子のエピソードから神は「赦しの神」であると説明されました。このように木ノ内先生は祈り求めることの大切さを強く説かれました。ところで、先生は説教の冒頭で昨年は地震や災害、テロ、戦争など悪いニュースが多かったが、今年も悪いニュースが続くのではないか、と述べられていました。このことと、祈り求めることの大切さは密接に結びつくのではなかろうか、と感じさせられました。力強い木ノ内先生の力強い説教によって、悪いニュースが続く中であろうとも、日々の中で祈り求めることが大切であると会衆に伝わったことと確信します。

 こうして、子供と大人の説教を通して聴くと、今回の合同礼拝のキーワードは「祈り」ではなかっただろうか、と個人的に思いました。

 説教後、鳩山伝道所の藍田修牧師のもとで聖餐式が執り行われました。教会を越えて聖餐に与ることは希です。これも新年合同礼拝の醍醐味ですね。

 礼拝後、場所を移してお茶とお菓子を頂きました。場所を提供してくださり、また奉仕してくださった埼玉和光教会の皆さまに深く感謝いたします。

報告:彼谷哲志(坂戸いずみ教会信徒)



長尾邦弘牧師による子ども説教




木ノ内一雄牧師による説教




礼拝後のバザー


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