報告　壮年部講演会

２００７年１１月２５日（日）午後2時半から、埼玉新生教会において、埼玉地区壮年部講演会が開かれました。参加者は34人・11教会でした。 　開会礼拝では、金田佐久子牧師（西川口教会）より、「ただ一つのこと」と題して説教がなされました。 　今回の講師は、中谷杏子氏です。さいたま市のスマイルハウス施設長であり、埼玉和光教会員でもあります。スマイルハウスは埼玉スタジアムの近くにあるそうです。講演題は「国籍は天に―特別養護老人ホーム「スマイルハウス」のターミナルケアの試み―」でした。 　介護保険制度の現状、スマイルハウスの紹介、ターミナルケアの試みの順に、わかりやすく御話いただきました。わたしは、特別養護老人ホームでもターミナルケアの取り組みがなされているのを具体的には知りませんでしたので、新鮮な驚きでした。もう何名もの方がスマイルハウスで亡くなられたとのことですが、思い出に残っておられる方々のことなどにも触れられ様子を知りました。特別養護老人ホームでも、尊厳をもって最期のときを看取られるなら、幸いなことだと思います。しかしその体制を整えるには並々ならぬ努力が求められます。スマイルハウスの今後に期待します。 　ロビーに移動してお茶の会で、たくさんの質疑応答が交わされました。高齢社会の現実を感じました。

報告：金田佐久子(西川口教会牧師、ホームページ委員会) 写真撮影：中村眞牧師(埼玉新生教会牧師、ホームページ委員会)

講演をする中谷杏子氏

開会礼拝の金田佐久子牧師

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