報告 教師一泊研修会 (2009年)
 
 2009年6月22日(月)〜23日(火)、「ウエルサンピア埼玉おごせ」において教師委員会主催の教師一泊研修会が開催された。講師に藤掛明氏(聖学院大学総合研究所カウンセリング研究センター准教授・臨床心理士)を迎え、「現代に生きる人々が抱える諸問題〜心理カウンセラーの立場から〜」をテーマに学んだ。

 教師委員会委員長土橋誠牧師(飯能)の開会礼拝の後、オリエンテーションに続いて「教会とパーソナリテイー障害・依存症」について懇切な講演をいただいた。

 次いで町田さとみ牧師(初雁)による発題があり、深刻な実体験についてお話しいただいた。「突然の電話、相手の顔が見えない。近所の人に悪口を言われているようでと引きこもり10年、家族から食事に毒を盛られているようで体調が良くない等々、電話は頻繁にあり1時間余りに及ぶ。とても困っております」と。同じような悩みを抱える出席者の発言が続いた。講師の助言を頂いて初日を終えた。
 夕食後分団ごとに各教会の実情などについて意見・情報交換が行われた。

 二日目、早天礼拝(三羽善次牧師(和戸))、朝食後「指導者のストレスとその対応」について講演が行われた。「心のうめき」に真剣に対応できる、安心して集える教師の連帯・交わりの場の必要を訴える出席者の声が多かった。

 里山の広々とした会場での、身近で深刻なテーマでの研修会は好評だった。アンケートには同様のテーマでまた来年もという要望が多く寄せられた。越生教会絵鳩牧師の細かい心遣いをいただいた。感謝!(出席者30名(隠退教師2名を含む)・20教会)。               
  
報告:教師委員会書記 石神稔(西上尾教会牧師)




会場となったウェルサンピア埼玉おごせ




講演される藤掛明先生




二日目の講演




熱心に聞き入る参加者




発題される町田さとみ牧師(初雁教会)


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