報告 伝道と賛美の集い(2009年)
 
 2009年10月31日(土)、午後時2より日野原記念上尾栄光教会に於いて、伝道委員会主催の「第23回 伝道と賛美の集い」が開催されました。参加者は55名、15教会でした。

 今年のテーマは「闇の世界に輝く光」と題して、第1部が「愛と恵みのコンサート」、第2部が「メッセージ」でした。

 第1部のコンサートは、日野原記念上尾栄光教会員の千葉恵子姉のピアノ演奏、同じく教会員の三谷章夫兄を指導者としている上尾グローリー合唱団の合唱、また第2部のメッセンジャーの神田英輔氏の夫人である神田エリザベスさんの特別ピアノ演奏でした。特に千葉姉は、現在英国在住ですが、デンマーク、英国を中心にコンサートピアニストとして演奏活動を続けていて、素晴らしい演奏を聴くことが出来ました。

 第2部は日本国際飢餓対策機構・特命大使であり、また東京武蔵野福音教会・協力牧師である神田英輔先生より、「地球を襲う飢餓の世紀を、私たちはどう生きる? − 世界飢餓現状の映像を交えながら −」と題してお話を伺った。
 神田先生は、世界65カ国以上を自分の足で歩き、自分の目で見てきた世界飢餓の現状を報告し、日本人の生き方を問い直す啓発活動をしています。今回も、フィリピンやアフリカの飢餓の状況を説明しましたが、現実は私たちの想像を絶するほどの悲惨な報告でした。因みに、餓死とは2日、3日食べられなくなるのではなく、1か月も何も食べられなくて死んでいくことです。そして、今この時も、世界中で1分間で17人の人が餓死しています。17人の内12人は子どもです。
 1974年に4億5000万人の飢餓人口が、2008年には10億人を超えました。一方、日本では、1年間に3億人分の穀物が消費され、実にその内1億人分は廃棄されているそうです。本当に、考えされられる話でした。その後、神田先生がどのようにして信仰の道に入られたかも話され、実に感動的な話の数々を聴くことが出来ました。感謝です。

報告:豊川昭夫(地区ホームページ委員、越谷教会信徒)




最初に挨拶をする埼玉地区伝道委員長の竹内紹一郎牧師(深谷西島教会)




司会を務めた日野原記念上尾栄光教会の木村勝則牧師




上尾グローリー合唱団




神田エリザベスさん




神田英輔先生




真剣に聞き入る会衆


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