報告 三区合同教師会

 2009年1月26日(月)午前11時から午後2時まで、秩父教会を会場に、地区教師委員会主催の三区合同教師会が開かれました。
 今回は、昨年11月に創立100周年を迎えた秩父教会の歴史を紹介いただくプログラムでした。開会礼拝では、賛美の後、秩父教会信徒の白井キヨ子さんから、お母さまの信仰の証がありました。秩父教会は太平洋戦争の時代、ホーリネスの弾圧を経験しています。お母さまが特高に取調べを受けた体験を文章に残しており、説明を加えながらお話いただきました。御言葉によって取り調べに立ち向かわれた信仰に感銘を受けました。続いて、秩父教会の牧師の都築英夫先生より、秩父教会の100年史の紹介を交えながらの説教がありました。秩父のプロテスタント伝道の歴史の始まり、ホーリネス教会の伝道と秩父教会の設立、あの戦争の時代をくぐりぬけた信徒の方々の信仰など、興味深く聞きました。ルカによる福音書第22章32節の主イエスがペトロに語ったお言葉「しかし、わたしはあなたのために、信仰が無くならないように祈った。だから、あなたは立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい」と同じく、今もキリストはわたしたちのためにとりなしてくださっていると語られました。

 礼拝の後は秩父の町を、都築先生のガイドにより散策しました。秩父教会は何度か会堂を移転しましたが、かつて会堂があった場所を順番に回って解説を聞きました。秩父神社の前に信徒さんの御宅が今もあり、そこの家庭集会から教会が始まったとのことです。
 散策の終点は手打ちそばのお店。昼食と交わりの時を持ち(自己紹介と近況報告)楽しいひと時を過ごし、解散となりました。

 教師委員会主催の地区全体の教師が集まる集会は、年に2回あります。夏の一泊研修会と1月の教師会です。1月の集会は交わりと学びを隔年で行うこととなっており、今回は交わりでした。
 出席者26名(隠退教師2名、キリスト教教育主事1名含む)でした。19教会・伝道所でした。
報告:金田佐久子(西川口教会牧師、ホームページ委員会)



秩父教会外観




礼拝司式・説教された都築英夫先生




証をされた白井キヨ子さん




礼拝の様子




 参加者たち




散策の最後についたおそばやさん


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