報告 2010年度埼玉地区総会
 
  2010年3月22日(月)、埼玉新生教会を会場として2010年度の埼玉地区総会が開催されました。(午前9時30分より午後4時20分まで)
 開会礼拝は、今年94歳になる埼玉新生教会の中村忠明牧師が「十字架の言葉」と題した力強い説教をされました。なお中村忠明牧師は、昨年6月の教団創立記念礼拝において、伝道牧会50年以上の教職表彰を受けました(63年)。埼玉地区からは、福島聖二牧師(白岡・53年)、福島英子牧師(白岡・53年)、石川喜一牧師(ベウラ・52年)も表彰を受けました。
 出席者は開会時点で正議員138名のうち107名。議長は中村眞牧師(埼玉新生・地区委員長代行)が務めました。

(1)地区委員長選挙 
深見祥弘地区委員長の辞任に伴い、残り任期1年の地区委員長選挙が行われました。まず予備選挙を行い、秋山徹(上尾合同)、土橋誠(飯能)、中村眞(埼玉新生)、深見祥弘(東所沢)、三浦修(埼玉和光)(50音順)の各牧師が選出され、その後本選挙の結果、土橋誠牧師が過半数を獲得し地区委員長に選出されました。

(2)地区委員選挙 (半数改選)
教師 都築英夫(秩父・新)、東野尚志(聖学院・新)、山田称子(浦和別所・新)
信徒 長尾愛子(小川・再)、結城恭子(大宮・新)
留任は教師:栗原清(武蔵豊岡)、中村眞(埼玉新生)、山ノ下恭二(東大宮)、信徒:三井田忠昭(岩槻)、佐久間文雄(志木)
なお、教師:田中かおる(安行)、竹内紹一郎(深谷西島)、信徒:石川幸男(大宮)は2期4年を満了しました。

(3)2010年度の宣教活動計画
【主題について】
主題 「主にある交わりを深めよう −互いに愛し合い、神を知る」
聖句 「愛する者たち、互いに愛し合いましょう。愛は神から出るもので、愛する者は皆、神から生まれ神を知っているからです」 (ヨハネの手紙第一 4章7節) 
 地区主題、聖句は前年度と同じです。
【活動について】
@新年合同礼拝を3区に分かれて行います。
A各委員会、各部の働きを推し進め、支援致します。
B地区は、各個教会・伝道所と共に悩みや喜びを分かち合います。
C関東教区総会の設営に協力致します。

(4)2010年度地区会計
・地区分担金を総額で約10パーセント減額。これに伴い、一般会計予算も2009年度に比べ473,000円減額の総額5,888,000円。
・教会音楽委員会交付金、アーモンドの会交付金は、共に伝道会計から一般会計伝道活動費に移行。インターファックス代を事務通信費に合算するなど、いくつかの科目についての整理が行われた。目的は、出来るだけ特別会計を少なくして一般会計に整理統合するため。

 議案第8号の「埼玉地区規則を変更する件」は審議未了の為廃案となりました。その他の議案、地区会計監査選任の件、地区総会議事録確認に関する件、次回地区総会会場及び日程の件は、地区委員会に付託されました。
                              
 今年の埼玉地区総会は、深見祥弘委員長の年度途中での辞任に関して、冒頭より激しい意見のやり取りがありました。しかし、深見前委員長、地区委員、またこの問題に関わった方々からの丁寧な説明により、意見の違いはあったかもしれませんが、互いの理解は深められたと思います。特に、この問題に関わった全ての方が真摯に取り組んでおられたことがよく分かりました。
 総会が人間だけの集まりであったらどんな結果になるかと思います。しかし、この総会には神様が臨んでくださり、神様が私達を導いて下さるという信仰の故に、互いの違いを越えて共に歩む道が開けると思います。
 埼玉地区規則には「地区内諸教会・伝道所の一致と連帯の強化に務め、福音の前進に仕えることを目的とする」という文言があります。どうか、今総会を通して2010年度も、この一致と連帯が強化され、福音の前進に仕える地区となれますよう切にお祈りいたします。
報告:豊川昭夫(越谷教会信徒、ホームページ委員会)



開会礼拝で説教する中村忠明牧師(埼玉新生教会)




讃美する会衆




左より書記の竹内紹一郎牧師(深谷西島教会)、議長の中村眞牧師(埼玉新生教会)、副議長の土橋誠牧師(飯能)




関東教区問安使として挨拶する石橋秀雄常置委員(越谷教会)




会場の様子1




会場の様子2




昼食時の様子

以下、昼食時に昨年度新しく埼玉地区へ赴任された先生方が紹介され挨拶がありました。



東京聖書学校吉川教会の深谷春男牧師、後ろは片平貴宣牧師




志木教会の潮義男牧師




聖学院教会の東野尚志牧師




三芳教会の主任担任教師になった中山弘隆牧師


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