報告 新年合同礼拝
 
 2010年1月11日(月)、聖学院教会(聖学院大学チャペル)を会場として、2010年埼玉地区新年合同礼拝が行われました。

 今年は、2年に一度開催されます1区・2区・3区が合同で行う礼拝でした。新年合同礼拝は地区の集会の中で最も参加者の多い集会です。近年は300名以上の参加者があるため、ひとつの礼拝堂で入る切ることができませんでした。(礼拝堂と集会室など二つ以上の部屋に分かれて行っていました) しかし、聖学院教会(聖学院大学チャペル)が2004年に完成したことによって、一昨年もこのチャペルで一堂に会して礼拝を捧げることが出来ました。今回は、聖学院大学の入学試験があったにもかかわらず、聖学院大学・聖学院教会のご配慮のもと、スクールバスも用意して下さり、素晴らしい礼拝を捧げることが出来ました。埼玉地区の一致と連帯のもと、一つの教会堂で一緒に礼拝を出来る幸を実感できました。参加者も地区内53教会・1集会所、地区外3教会より329名の方が参加されました。
 
 説教者は、仙台青葉荘教会の牧師であり東京聖書学校校長を兼任している島隆三牧師でした。島牧師は、西川口教会の前牧師でもあり、埼玉地区では地区委員や伝道委員長も務めていました。実は、島先生が伝道委員長の時に、私は初めて地区の奉仕として伝道委員になりました。島先生の指導のもと、様々の奉仕をさせてもらいました。この埼玉地区のホームページの切っ掛けとなった埼玉地区月報の発行も島先生と一緒になって作りました。思えば今から13年前、1996年12月の暮れの寒い夜、西川口教会で埼玉地区月報第1号を島先生と一緒に印刷したのを昨日のことのように覚えています。
 島先生は、エフェソの信徒への手紙2章14〜22節をもとに「二つのものを一つに」と題して、香港に行かれていた牧師時代の話や、大江健三郎さんの話等を通して、キリストによって新しい人とされる大切さや喜びを話されました。特に、かつてミス青森になられた女性が、嫉妬から硫酸をかけられ、本当に人を赦すことの難しさと、キリストによって赦された話は圧巻でした。思わず目頭が熱くなったのは私だけではないでしょう。

 聖餐式は、聖学院教会の東野尚志牧師と初雁教会の町田さとみ牧師が務めました。300名以上の方と一緒に聖餐式に与れることに喜びを感じました。このため配餐をされる方も12人もいました。

 礼拝後に、今年成人式を迎えられた方に対しての祝福の祈りが埼玉地区委員長代行の中村眞牧師によってなされました。また、聖学院大学学長の阿久戸光晴先生の挨拶もありました。

 礼拝後は、場所を隣の緑聖ホールに移して楽しい交わりのひと時がもたれました。聖学院教会の皆様によって美味しい豚汁を頂きました。聖学院教会の方々には、大変お世話になりました。

 今年もまた地区の1年の始りを、このような地区の一致と連帯の象徴とも言うべく豊かな礼拝と交わりを持ってスタート出来ましたことを深く感謝致します。

報告:豊川昭夫(ホームページ委員、越谷教会信徒)



説教をされた島隆三牧師




こどもへのメッセージを真剣に聴いていた子ども達




司会を務めた後藤龍男兄(和戸教会)




会堂一杯の会衆




2階から撮影した写真




聖餐式の司式を務めた東野尚志牧師(聖学院教会)と町田さとみ牧師(初雁教会)




会衆が多いので聖餐式の配餐をする方も12人もいます




挨拶をする中村眞埼玉地区委員長代行(埼玉新生教会牧師)




礼拝後挨拶する聖学院大学学長の阿久戸光晴先生。




緑聖ホールでの交わりの時




同じく礼拝後ホールでの交わりの時




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