報告 2011年度埼玉地区総会
 
 2011年4月29日(金)、武蔵豊岡教会を会場として、2011年度の埼玉地区総会が開催されました(午前9時30分より3時40分まで)。今年の埼玉地区総会は、例年通り春分の日(3月21日)を予定していましたが、3月11日に起きた東日本大震災の為、延期となり4月29日(金・祝)に行われました。なお、この埼玉地区総会が延期となったのは過去1度もなかったそうです。
 開会礼拝は、4月で越生教会を退任された繪鳩アツエ牧師が越生教会に就任(2004年7月)から過去7年間の牧会生活を振り返りながら説教をされました。議長は土橋誠牧師(飯能・地区委員長)が務めました。出席者は開会時点で正議員133名のうち97名。

(1)地区委員長選挙 
まず予備選挙を行い、秋山徹(上尾合同)、土橋誠(飯能)、中村眞(埼玉新生)、深見祥弘(東所沢)、山岡創(坂戸いずみ)、山ノ下恭二(東大宮)(50音順)の各牧師が選ばれました(予備選では上位5名が選ばれるが、5位が2人同数のため今回は6人選出)。本選挙の結果、土橋誠牧師が過半数を獲得し地区委員長に再選されました。

(2)地区委員選挙 (半数改選)
教師 中村眞(埼玉新生・再)、布村伸一(熊谷・新)、山ノ下恭二(東大宮・再)
信徒 豊川昭夫(越谷・新)、三井田忠昭(岩槻・再)
留任は教職:東野尚志(聖学院)、都築英夫(秩父)、山田称子(浦和別所)、信徒:長尾愛子(小川)、結城恭子(大宮)
なお、教師・栗原清(武蔵豊岡)は2期4年を満了した。

(3)2011年度の宣教活動計画
【主題について】
主題 「主にある交わりを深めよう」
聖句 「愛する者たら、互いに愛し合いましょう。愛は神から出るもので、愛する者は皆、神から生まれ、神を知っているからです」 (ヨハネの手紙第一 4章7節) 
 地区主題、聖句は前年度と同じです。ただし、前年度の主題「主にある交わりを深めよう −互いに愛し合い、神を知る」の「互いに愛し合い、神を知る」は主題聖句と言葉が重なるので削除しました。
【活動について】
@各委員会、各部の働きを推し進め、支援いたします。
A地区は、各個教会・伝道所と共に悩みや喜びを分かち合います。
B「教会全体修養会」及び三区合同の「新年合同礼拝」を行います。
C関東教区活動に協力します。
D東日本大震災の被災地・被災教会支援に協力します。

(4)2009年度地区一般会計予算
昨年地区分担金を約10%減額したのに続き、今年度も地区分担金を総額で約5%減額する。これに伴い一般会計予算も2010年度総額5,888,000円から約80万円減の総額5,094,000円。一方支出も収入に伴い、委員会費や事務通信費等を減額した。但し、伝道活動費は今迄通りの金額で執行する。

 今年の総会は東日本大震災の為、1か月以上の延期となり、また原発事故や余震も続く中で、当日まで本当に開催される心配でしたが、何とか無事総会を終えることが出来ました。
 3月11日の地震発生直後に、地区のホームページに災害対応掲示板を設置し、情報の交換を行いました。またインターFAXを使って、各個教会・伝道師の被害情報を集めたり、被災地の為の古着収集やボランティアを募ったりしました。更に、3月31日に北本教会が火災し、地区内教会・伝道所に後片付けの協力をお願いしました。これらに対して、多くのご協力が寄せられました。迅速な情報提供と、またこれに応える埼玉地区の熱い思いを強く感じました。本年度も、どのような状況の中でも主にある一致と連帯のもとに、埼玉地区59教会・伝道所が共に力強く歩む地区となれますよう祈ります。
報告:豊川昭夫(越谷教会信徒、ホームページ委員会)



武蔵豊岡教会の礼拝堂は1923年(大正12年)にウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計により建てられました。以来、80年以上の長きに渡って地域のシンボルとして親しまれ、入間市の景観50選に選ばれています。



まずは讃美歌を力強く歌ってスタートです。




開会礼拝を務めた繪鳩アツエ牧師。



左より副議長を務めた中村眞牧師(埼玉新生)、議長の土橋誠牧師(飯能)、書記の栗原清牧師(武蔵豊岡)




関東教区問安使として挨拶する飯塚拓也関東教区常任常置委員。




会場の様子。




昼食時前には、新しく埼玉地区に就任された先生方が挨拶をしました。




昼食時の様子。




同じく昼食時の様子。




昼食後、火災にあい、埼玉地区の諸教会のご協力に感謝の挨拶をする北本教会の石川栄一牧師(右端)。




地区総会後、早速第1回地区委員会が開催されました。総会の確認事項や引継ぎ、新年度の地区委員の担当や役割などが決定しました。

 私は、今総会で地区委員に選出されました。過去2期4年を2回経験していますので、トタールでは9年目となります。長くやればよいと良いことではありませんので、常に初心を忘れないように、私にとって何が地区に対して良い奉仕できるかを考えながら謙虚に奉仕したいと思います。


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