報告 役員・伝道委員研修会
 
 2011年7月10日(日)、午後3時より埼玉新生教会にて、伝道委員会主催の役員・伝道委員研修会が開かれました。
 テーマは、「埼玉伝道の現状と幻」のパート4と題して、埼玉地区の教会の信徒1名と牧師1名が発題をされました。

 はじめに、埼大通り教会の東海林昭雄牧師が「諦めない伝道」と題して発題しました。
 東海林先生は、2つの、所謂受洗まで行った成功事例を話されました。この中で、ひとつは、「主は魂の深い傷さえも癒し、救いを与えて下さるお方である」。もうひとつは、「家族伝道を諦めかけた時に起きた主の救いの御業は、人が諦めても、諦めることのない主」であることを話しました。一方で、伝道を考える時、以下3つの考える点を指摘しました。
1.伝道することが果たして使命となっているか?
2.教会の存在する意味。自己中心的性に陥っていないか?
3.教会員自体が伝道の妨げとなっていないか?
 最後に、先生の理想とする教会は、「暗い表情をした方が、礼拝にでて、福音に触れ、最後には笑顔で教会を出る」、そのような教会だと話しました。

 次に大宮教会の西谷祐司兄が、「信徒一人ひとりが主の弟子として・・・」と題して、大宮教会の主に伝道委員としてのお働きについて発題しました。
 大宮教会では、年間約200人もの新来者が来られるそうです。その新来者に対して伝道委員が様々に対応するのですが、印象的だったのは、疋田牧師の日頃からの注意されている言葉でした。「新来者、求道者と教会員が個人的に仲良くなり過ぎてしまうことです。勿論、仲良くなるに越したことはありませんが、何よりもイエス様と仲良くなっていただくこと、このことを忘れてはなりません。そうでないと、個人的な結びつきになってしまって、その人間関係に綻びが生じた時、その方はどうしていいか分からなくなってしまうからです。」
 大宮教会では、伝道委員会等のタテ系的組織と同時に、信徒一人ひとりが伝道する教会を建て上げる活動(小グループ活動)も説明されました。こちらはヨコ系的組織です。

 発題の後に6つの分団に分かれて交わりと話し合いの時間を持ちました。自己紹介と発題の感想や、また各教会の伝道の現状や課題について伺うことができました。
 今年は、梅雨が例年より早く開けて大変暑い日で、参加者が少ないのではないかと思われましたが、例年以上の64名・20教会の参加がありました。

報告:豊川昭夫(越谷教会)



まずは讃美歌を力強く歌ってスタート




開会の挨拶をする地区伝道委員長の山ノ下恭二牧師(東大宮教会)




発題する東海林昭雄牧師




同じく発題する西谷祐司兄




会衆




分団1




分団2




分団3




分団4




分団5




分団6


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