報告 新年合同礼拝
 
 2012年1月9日(月・祝)、聖学院教会(聖学院大学チャペル)を会場として、2012年埼玉地区新年合同礼拝が行われました。

 今年は、2年に一度開催されます1区・2区・3区が合同で行う礼拝でした。2006年までは、この合同礼拝は、大宮教会や埼玉新生教会、また上尾合同教会等、地区内では比較的大きな礼拝堂を有する教会で行われてきました。しかし、それでも300名近く集まる合同礼拝は、礼拝堂だけでは入りきれず、礼拝堂と集会室等二つ以上の部屋に分かれて行われてきました。しかし、聖学院教会(聖学院大学チャペル)が完成してから2008年、2010年そして今年2012年と三回連続で聖学院教会で一堂に集まって礼拝を捧げることが出来ました。また今回は、聖学院大学・聖学院教会のご配慮のもと、スクールバスも用意して下さり、素晴らしい礼拝を捧げることが出来ました。埼玉地区の一致と連帯のもと、一つの教会堂で一緒に礼拝を出来る幸を実感できました。参加者も地区内52教会、地区外6教会合計58教会より270名の方が参加されました。
 
 説教者は、武蔵野緑教会牧師であり日本聖書神学校教授でもある柳下(やなした)明子先生でした。なお柳下先生は、前北川辺伝道所の柳下仁(やなしためぐみ)牧師のお嬢さんです。
 柳下先生は、ヨハネの手紙T 2章7〜8節をもとに、昨年の大震災を経験して、私たちの計画がいかに脆く、未来を見据えることの出来ない中にあって、私達の力は弱く人生は空しいものなのか、と信仰が問われている。しかし、互いに愛し合いなさいという古くて又新しい掟を通して、私達は日々新たにされて、今与えられている人生を力強く歩むことが出来る幸いをお話して下さいました。

 聖餐式は、坂戸いずみ教会の山岡創牧師と上尾使徒教会の松本のぞみ牧師が務めました。山岡牧師の司式の言葉は、改めて聖餐式の意味を深く理解でき、また未受洗者への丁寧な配慮もされており、感動深い聖餐式でした。

 礼拝後に、今年成人式を迎えられた方に対しての祝福の祈りが埼玉地区副委員長の中村眞牧師によってなされました。今年は、一人の姉妹が多くの人の前で祝福の祈りを受けました。中村牧師の祝福の祈りは、多分姉妹の父親が聞いていたら涙を流していたでしょう。それ程、心打つ祝福の祈りでした。

 礼拝後は、場所を隣の緑聖ホールに移して楽しい交わりのひと時がもたれました。聖学院教会の皆様によって美味しいお汁粉やお菓子等を頂きました。聖学院教会の方々には、大変お世話になりました。

 今年もまた地区の1年の始りを、このような地区の一致と連帯の象徴とも言うべく豊かな礼拝と交わりを持ってスタート出来ましたことを深く感謝致します。

報告:豊川昭夫(ホームページ委員、越谷教会信徒)



説教者の柳下明子牧師




子どもへのメッセージも柳下牧師がしました




讃美する会衆




同じく讃美する会衆。上からの撮影です。




真剣に聞き入る会衆




聖餐式の司式をする山岡創牧師(左)と松本のぞみ牧師




礼拝後の新成人への祝福の祈り (左が中村眞埼玉地区副委員長)




緑聖ホールでの交わりの時




柳下明子牧師と西川口教会の金田佐久子牧師 (同期いう間柄、久しぶりの再開を喜んでいました)


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