報告 第41回教会全体修養会
 
 2013年8月5日(月)から7日(水)まで、第41回埼玉地区教会全体修養会が開催されました。
 修養会の主題は(今年度の地区主題でもありますが)「主にある交わりを深めよう」副題は「共に生きる生活」でした。講師は、吉祥寺教会牧師の吉岡光人(よしおか・みつひと)先生でした。会場は軽井沢南ヶ丘倶楽部でした。参加者は75人で(地区内23教会ほか)、そのうち子どもは9人、中学生1人、高校生1人でした。各個教会を超えた集会ならではの恵みとして、参加者の皆様との交流もうれしいものでした。

 講師の吉岡先生には2回の講演をしていただきました。講演Tでは、マタイによる福音書第22章37節から40節まで、説き明かされました。主イエスの教えと御業がここに示されています。心を尽くして神を愛することと、隣人を自分のように愛することは、分かちがたく結びついています。神を愛するとは、礼拝において常に確認されていく事柄です。御言葉を聞くとき、祈るとき、仕えるとき、神を愛しています。そして自分を愛することなしに、隣人を愛することはできないのです。自分を愛するとは、神に愛されている自分を知ることです。弱さ、破れ、もろさ、自己中心性、臆病さを持っている自分です。その自分を認めて受容することです。この主イエスの教えと御業を、最初の弟子たちを核とした初代教会も受け継いでいきました。さらに古代、中世、宗教改革時代、現代まで、この主の教えと御業を教会は受け継いでいます。吉岡先生が大きく影響をうけた神学者D・ボンヘッファーの「共に生きる生活」を手掛かりとして、交わりの恵みが語られました。キリスト者の交わりは、「イエス・キリストを通しての、イエス・キリストにある交わり」です。キリストを通しての神との確かな関係が基本です。
 ここにはとても書ききれませんが、心を深く探られ、また慰めと励ましに満ちた2回の講演をいただきました。感謝です。

 大人たちが講演と分団の時間を過ごしている間、子どもたちは、ルカによる福音書からザアカイさんとイエス様の出会いの物語を学びました。3日目の全体会ではザアカイさんの寸劇を発表してくれました。修養会の間、食前の祈りは、子どもたちが交代でささげてくれました。

 子どもも大人も、主にある交わりを深めることができた修養会でした。お祈りを感謝いたします。

@ 報告感想文を見る(PDFファイル)   ⇒ ここをクリック
A アンケート集計を見る(PDFファイル) ⇒ ここをクリック
報告:金田佐久子(西川口教会牧師、ホームページ委員会)



開会礼拝 説教 山岡 創先生(坂戸いずみ)




講演T  講師 吉岡光人先生




5日の夜 交わりの時 教会紹介をしているところ




6日朝の礼拝 説教 都築英夫先生(秩父)




朝の礼拝の様子




講演U  講師 吉岡光人先生




7日朝の礼拝 説教 土橋 誠先生(飯能)




子どもたちの発表




子どもたちが作ってくれたカード(大人たち皆へプレゼント)




集合写真


報告        HOME