報告 埼玉での伝道を考える懇談会
 
 2014年1月25日(土)、大宮教会を会場として、地区委員会主催の「埼玉での伝道を考える懇談会」が行われました。出席者は、80人(内子ども16人)、26教会・伝道所と2集会所でした。

 2013年3月の地区総会で「伝道」についての意見交換がなされました。これを受けて、地区委員会で「埼玉での伝道を考える懇談会」が計画され、過去・現代・未来の埼玉地区の伝道を見据えて意見交換をし、共に考えあえうことを目的に開催されました。

 今回は、1区から中村眞牧師(埼玉新生教会)、2区から野村忠規牧師(東松山教会)、3区から竹内紹一郎牧師(深谷西島教会)が発題をされました。

 はじめに中村眞牧師は、埼玉の大宮地区で68年前に中村眞牧師の父の故中村忠明牧師が、たった一人で開拓伝道をはじめ、現在は現住陪餐102名になった。しかし、25年前に子ども達が少なくなり、特に教会学校の生徒が激減したことをきっかけに、16年前に教会学校の大胆な改編をしました。名称はプレイズファミリーと称し(プレイズは「称える、祈る、遊ぶ」の意味)、何しろ子どもたちが楽しくて、「教会にいきたい」と思える礼拝プログラムにしました。結果、今では生徒の他に生徒の親も参加するようになり、今回も子どもたちが賛美をしてくれました。(下の写真参照、伴奏は「おやじバンド」です)。

 野村忠規牧師は、2年前に東松山教会に着任しましたが、まずは東松山の、この街をよく知ろうと東松山のあちこちに出かけました。商店街で買い物をし、食事をし、そして街中の全ての喫茶店を訪ね歩きました。そにで知ったことは、この街の人が松山という町名に大変誇りを持って生きていること、そして網の目の様に人と人とが繋がっていることが分かったそうです。今、教会は先輩牧師が蒔いた芽が出ていますが、もっともっと伝道しようと、何しろ知らない人でも、出来るだけ多くの人に声をかけているそうです。

 竹内紹一郎牧師は、1999年に深谷西島教会に着任しましたが、当時教会は信徒がほとんどおらず、名ばかりの教会でした。更に境内の一部は借地であり、地主からの返還を求められていました。この状況から、深谷地区での教会案内チラシとトラクト配布を通して少しずつ教会員が増え、その後土地取得・教会堂の建設をしました。この背後には、全国の諸教会の協力そして、何より関東教区の「ナルドの壺」の互助があったことが大きく、その感謝の言葉が述べられました。

 3人の先生方の発題の後、質疑応答と各自の感想や伝道についての意見交換がなされました。同じ埼玉の地区にあっても、置かれている場所柄、環境は大きく異なりますが、共に熱く伝道する姿勢を学ばせて頂き、大変有意義な集会でした。本当に3人の先生方には感謝致します。

 今回は、3人の先生の発題部分を録音しましたが、少し録音状態があまりよくありませんが、ぜひお聞きください。 ⇒ クリック 約60分です。

報告:豊川昭夫(ホームページ委員、越谷教会信徒)



讃美歌を歌ってスタート




はじめに挨拶する土橋誠地区委員長(飯能教会)




発題する中村眞牧師(埼玉新生教会)




賛美するプレイズファミリーの子ども達。 メチャクチャ可愛かったです。(^_^)v




演奏はおやじバンド(子ども達の父兄)、こちらも楽しそうでした。




発題する野村忠規牧師(東松山)、先生は松山でも愛媛県松山市の松山城東教会から埼玉県の東松山教会へ着任しました。(^^ゞ




発題する竹内紹一郎牧師(深谷西島)




発題後の質疑応答など。右は司会の山岡創地区副委員長(坂戸いずみ)



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