報告 壮年部研修会
 
 2014年11月16日(日)、午後2時より岩槻教会にて、壮年部主催の壮年部研修会が開かれました。参加者は43名・13教会でした。

 第1部の開会礼拝は、「わたしを知る主」と題して岩槻教会に出席されている隠退教師の中島保寿牧師が説経を担当されました。

 第2部の講演会は、「高齢者社会で教会が輝く場所に」と題して、特別養護老人ホーム川越キングスガーデンの施設長でいらっしゃる児島康夫氏が講演をしました。

 児島氏の講演は、主に施設の中で暮らしていたお二人の方のお話をされました。施設の中で、暗かった人生からどんどん明るくなって積極的に生きていく姿が紹介されました。特に、施設に入ってから洗礼を受けた方は、愚痴ばかり言っていた方が、愚痴を一切言わない人生に変えられていったことをお話されました。

 お話の中で、居場所作りの大切さも話されました。施設のお年寄りにとって、一番喜ぶことは、仕事をさせてもらうことだそうです。例えば、タオルをたたむだけでもいいのです。要するに自分が役立ったいることが嬉しいのです。また職員同士が褒め合うことによって、お互いを認める大切さも話されました。これも居場所作りの一つだと思いました。

 講演会の後は、5つの分団に分かれて話し合いと交わりの時を持ち、その後全体会で、簡単に分団での話し合いを報告しました。開始時間が午後2時からと、他の集会に比較して早い時間でしたが、分団の時間を多く取りたいという壮年部の考えで、今回は午後2時から午後5時までとなりました。参加者は決して多くはありませんが、開会礼拝の説教、講演とも、とても良いお話と地区内の壮年の方との良き交わりの時も持てました。感謝です。
 
報告:豊川昭夫(地区ホームページ委員、越谷教会員)




開会礼拝、力強く讃美歌を歌いました。




開会礼拝で説教をした中島保寿牧師




挨拶をする埼玉地区壮年部委員長の松下充孝兄(大宮教会員)




講師の児島康夫氏




真剣に聞き入る会衆




分団の様子




同じく分団の様子。カメラの電池が切れてしまい、これ以上の写真は撮れませんでした。



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