報告 教会音楽講習会〜オルガン音楽の実践〜
 
 今年度2回目の教会音楽講習会を、10月3日(土)東京聖書学校吉川教会にて開くことが出来ました。
 会に先立ち、東京聖書学校吉川教会の深谷春男牧師より詩編30編6節、12節の聖書朗読とお祈りを頂きました。

 6月の「オルガン音楽の歴史」に続いて、水野均先生(桐朋学園大学講師・早稲田教会オルガニスト)から「オルガン音楽の実践」と題して、リード オルガンで弾ける奏楽曲の講習を受けました。17教会34名の参加でした。

 普段、礼拝の前奏等でよく使われるコラールや賛美歌に基づく奏楽曲ではない、「カトリックの典礼曲に基づいた曲」を12曲紹介していただきまし た。参加者がそれらを実際リードオルガンで弾いて、先生からのご指導を受けました。聖体奉挙、聖体拝領等に基づく曲など、献金や聖餐の奏楽として 活用出来そうな曲を先生が選曲してくださり、普段耳にすることのない曲ばかりで新鮮でした。

 音色の選び方や弾き方、速度、強弱の付け方などの技術面と、奏楽する際の心構えを先生がご指摘、ご指導下さると、参加者の演奏が見違えるほど変化するのがわかりました。
 「奏楽者は指揮者であり、会衆の息=命を預かっている。」「奏楽は奏楽者の信仰の証しであり、会衆の信仰を引き出す役目がある。」とのお言葉が心に残りました。
 
報告:中村百合子(教会音楽委員会委員、埼玉新生教会員)





講師の水野均先生




会場の様子


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