報告 第15回 I T 祭り (2016年)
 
  2016年6月26日(日)、午後3時から、埼玉新生教会にて第15回IT祭りを開催いたしました。

 今回は、日本キリスト教団出版局「信徒の友」「こころの友」編集部の市川真紀氏をお迎えして、「メディア伝道の可能性を探る パート5 − 紙媒体と電子媒体、win-winの関係を目指して−」と題して講演をしていただきました。講師の自己紹介から始まり、次いで「信徒の友」「こころの友」の制作について伺いました。特に「こころの友」は、今まで教会に行ったことがない人、聖書に触れたことのない人を対象として編集している。牧師にメッセージを書いてもらうが、教会の中でしか理解できない言葉があると読者に届かないので、書き直してもらうことがしばしばあるとのこと。

 続いて、日本キリスト教団出版局のホームページを見ながら、主なところをご紹介いただきました。現在のホームページはリニューアルされたものです。制作会社に外注して、日々の更新は営業担当の方がしています。最近ツイッターも始めました。
 「信徒の友」のページでは、各号の題名・執筆者・執筆者の肩書が紹介されています。編集部からは、「信徒の友」に掲載されているイラストデータの提供があります。もう一つは、編集部への意見・感想や、読者文芸等の投稿フォームがあることです。郵送費もかからず、気軽に、幅広い層の読者の声や作品が編集部へ送られてくるのを待っているそうです。
 
 以前「信徒の友」で教会のホームページの記事を掲載したことがありました。今後の課題は、紙媒体と電子媒体、雑誌とホームページをどう連動させていくか、とのことです。

 また、情報の開示、権利のことも参考になりました。
 「信徒の友」に、ご自分やご自分の教会の記事が掲載されたとき、その人が記事を全部写真に撮って、ホームページやブログなどで掲載したことがあった。それは全く悪気はないことはわかっているが、その記事を読んでしまったら、雑誌を買う必要がなくなってしまう。記事の一部分の掲載であったら、それは宣伝になってありがたい。そのようなことがあったら、その都度執筆者に連絡して、理解していただき、掲載しなおしてもらっているとのことです。

 講師から、埼玉地区のホームページは、情報が多岐にわたり、かつ、整理されていて非常によくできていると、おほめの言葉をいただきました。

 休憩をはさんで、当日参加されている教会のホームページのうち、リニューアルや、オープンした教会のホームページ(安行教会、上尾合同教会、埼玉新生教会、越谷教会)の紹介を行い、ホームページを持ちたい教会の方からの質問等もありました。埼玉地区ホームページ委員会はホームページの立ち上げに協力することをお伝えできました。

 閉会祈祷を高田輝樹牧師(草加教会)が行い、最後に参加者全員で集合写真を撮り、散会となりました。12教会25名(講師含む)の方が参加され、良き交わりの時となりました。

報告:金田佐久子(ホームページ委員、西川口教会牧師)




讃美歌を歌ってスタート




歌詞はプロジェクターで壁のスクリーンに映して




司会を務めた金田佐久子牧師(西川口教会)




講師の市川真紀氏




スクリーンに日本キリスト教団出版局のホームページを映して説明する講師




会場の様子、皆さん真剣に聞いていました




上尾合同教会のホームページを紹介する松田さん




記念撮影



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