報告 第43回教会全体修養会 
 
 2017年8月2日から2泊3日、第43回埼玉地区教会全体修養会が参加開催されました。主題は「主にある交わりを深めよう」、副題は「慰めの言葉が作る共同体・教会」でした。講師は、神学者の加藤常昭先生。会場は軽井沢南ヶ丘倶楽部。部分参加も含めて参加者は、22教会、109人(そのうち子供は5人)でした。

 開会礼拝の司式と説教を講師の加藤先生がなさいました。開会礼拝は、地区委員あるいは修養会委員の牧師がすることが多いので、「これは珍しい」と思っていたら、加藤先生が開会礼拝説教の要旨を印刷して配布され、ますます珍しいことでした。聖書個所はルカによる福音書第10章25節から37節まで。教会は、主の憐れみによって癒され、慰められ、生かされる共同体であり、だからこそ、憐れみに生きるサマリア人としての共同体であり続ける、と語られました。

 講演1では、わたしたちは神にささげられたもの、礼拝者は自分を神にささげる。それが献身であり、神のものとして、キリストのものとして生きること。献身こそ慰めに生かされている者の生きる姿勢である。わたしたちは神の聖なる神殿なのである、と語られました。聖書個所は、ローマ15・14以下、同12・1、コリント一3・16〜18、同6・18〜20でした。

 講演2では、コリントの信徒への手紙一第14章を中心に、同第13章「愛の讃歌」にも言及して、慰めの言葉は、人を建て上げ、励ますこと。さらにエフェソの信徒への手紙第5章より、共同体において、真実の言葉を語るように求められ、聖霊を悲しませる言葉を捨てること、賛美の歌と結びつく語り合いである、と示されました。

 講演を受けた分団も豊かな時間でした。

 朝の祈りの時、朝・昼・夕の食事の交わり、夕食後の「交わりの時」、自由時間の外出、出会いを喜びました。

 今回も、大人たちが講演と分団の時間を過ごしている間、子どもたちは、詩編23篇から主は羊飼いであると学びました。3日目の全体会の最後に、聖書朗読と賛美してくれました。修養会の間、食前の祈りは、子どもたちが交代でささげてくれました。

 お祈りを感謝いたします。

※ 加藤先生の開会礼拝・講演会の資料を見る ⇒ ここをクリック
報告:金田佐久子(西川口教会牧師、ホームページ委員会)


霧の中の南ヶ丘倶楽部


南ヶ丘倶楽部 敷地内


開会礼拝


講演1 加藤常昭先生と聴衆


講演1 加藤常昭先生


講演1 聴衆


夕食の風景


一日目夜のプログラム(観衆)


一日目夜のプログラム(証し)


一日目夜のプログラム(賛美チーム)


二日目の朝の礼拝


講演2 加藤常昭牧師


コントT&N


二日目夜のプログラム(観衆)


二日目夜のプログラム


全体会 子どもたちの発表


子どもたち


子どもたちからの贈り物



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