報告 地区総会 |
2018年3月21 日(水)、埼玉新生教会を会場として、2018 年度の埼玉地区総会が開催されました(午前9 時30 分〜午後3 時30 分)。 開会礼拝の説教者は、3 月末で上尾合同教会を辞任される秋山徹牧師でした。秋山先生は23 年間上尾合同教会で伝道・牧会されました。説教題は「愛によって造り上げられる教会」(エフェソの信徒への手紙4:7〜16)。短いこの聖書箇所に三度出てくるギリシア語「メトロン」(メートルの語源)に注目して説き明かされました。 まず、「キリストの賜物のはかりに従って」(7節)であり、わたしたちがはかるはかりではありません。ここにはキリストの賜物の大きさが語られています。次に「豊かさになるまで」(13節)。教会の成長はどこまでか、キリストの満ちあふれる豊かさになるまで教会は成長していきます。最後に「分に応じて」(16節)。教会は一人一人が合わさって全体が成長するのであり、人間が考えるような成長ではなく、それをはるかに超えるもの、キリストの満ちあふれる豊かさに至るまで成長します。ですから、限られているところにとらわれず、与えられている恵みに信頼して生きているかどうかが問われる、と説教されました。感謝です。 議長は川染三郎牧師(鴻巣・地区委員長)でした。出席者は開会時点で正議員143名のうち115名でした。 主な議案について報告します。 (1)地区委員選挙(半数改選)結果 教師 金田佐久子(西川口・新)、竹内紹一郎(深谷西島・新)、町田さとみ(初雁・再) ・予備選挙の投票総数118票・有効票314票・白票40票・無効0票 ・本選挙の投票総数109票・有効票305・白票22票・無効0票 信徒 栗原初音(浦和別所・再)、本田彰(大宮・新) ・予備選挙の投票総数116票・有効票207票・白票21票・無効4票 ・本選挙の投票総数109票・有効票202票・白票16票・無効0票 留任は、教師:大坪直史(熊谷)、指方周平(東所沢)、小林眞(岩槻)、信徒:大熊真弓(東京聖書学校吉川)、川口孝弘(埼玉新生) (2)2018 年度の宣教活動計画 【主題について】 主題 「主にある交わりを深めよう」 聖句 「一つの部分が苦しめば、すべての部分が共に苦しみ、一つの部分が尊ばれれば、すべての部分が共に喜ぶのです」(コリントの信徒への手紙一 12 章26 節) 【活動について】 @最寄り区の諸教会の交わりによる一致と連帯の強化に努めます。最寄り区の教師会が核になって、最寄り区の教会の交わり、連帯を図りたいと願っています。 A小規模教会(現住陪餐会員20名未満)を協力する方法を検討します。小規模教会が中心となる伝道協力協議会において、伝道支援や人的応援の計画が実行されつつあります。 (3)2018 年度地区一般会計予算 @地区分担金は2017 年度より6万円減額しました。 A支出項目と予算額は基本的に2017年度と同様です。 B一般会計から伝道会計へ伝道互助のために15万円を繰り入れます。 議案「2018年度の宣教活動計画に関する件」については、活発な質疑応答がなされました。地区と地区内諸教会・伝道所の将来はどうなるのか、教師・教師会・教師委員会の役割はいかにあるべきか、など考えさせられました。地区内教会・伝道所、地区委員会、各委員会間の信頼関係を日頃から丁寧に築くことも大切ではないかかと思わされました。「福音の前進に仕える」埼玉地区のため、これからも祈り、奉仕します。 |
報告:金田佐久子(ホームページ委員、西川口教会牧師) |
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開会礼拝で説教する秋山徹先生 |
地区総会の出席者の方々 |
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関東教区問安使 関東教区副議長 福島純雄先生 |
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宣教活動計画を説明する、埼玉地区委員長 川染三郎先生 |
地区総会の様子 |
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同じく様子 |
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