報告 信教の自由と平和を求める2・11集会(2020年)

 今年の信教の自由と平和を求める2・11集会は、沖縄の高江から「ヘリパッドいらない住民の会」の伊佐育子さん(カトリック教会信徒)を講師に迎えて、2020年2月11日(火)、大宮教会で開催されました。

 埼玉地区の25教会から73名、神奈川教区から駆けつけた方や一般市民の皆さんが18名の、合計91名の参加者でした。詳しい講演の概要は、まもなく刊行される「埼玉の夜明け」の50巻3号(通算156号)に掲載しました。どうぞご覧ください。

 伊佐育子さんは、スライドを使いながら、高江での戦いの日々を淡々と報告されました。それを聞いた私たちは、オスプレイパッドの建設と訓練が高江の人々の暮らしを侵害している現実を実感しました。

 いったいここはどこの国ですか。この国に憲法は、法律はあるのですかという、伊佐さんの言葉が耳を離れません。伊佐さんは、報告後の短い交流会で「琉球独立論」についてどう考えるべきかという質問に対して、まず日本がヤマトが独立するのが先ではないですかという答えを述べていました。

 沖縄において、そして私たちが暮らしているこの場所において、恐怖と欠乏から免れて平和のうちに生存する権利が保障されるたたかいを、希望をもって息長く続けていくことの大切さを実感したとても良い集会でした。
 報告:稲正樹(所沢みくに教会員)


 


 



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