報告 伝道協力協議会 (2021年) |
今年度も、昨年度同様、コロナ禍のために、地区内各委員会・各部の活動の多くが、自粛せざるを得ない状況となっていますが、今回、10月17日(日)午後3時から5時にかけ、上尾合同教会において、第7回地区伝道協力協議会を開催致しました。昨年比同規模の19教会・伝道所から21名の参加者がありました。 日本では昨年初頭から、コロナ禍が騒がれ始めたかと思いますが、埼玉地区も地区総会を二年連続で書面開催とせざるを得ず、地区内諸教会・伝道所の多くも、主日礼拝や聖書研究祈祷会について、感染予防のため様々な対策を取らざるを得なかったかと思います。今現在、日本の感染状況は第五波を経て小康状態を保っていますが、この一年半程のコロナ禍を踏まえて、主題は「教会のつとめ〜コロナ禍によって気づかされたこと」として、小講演を小林眞地区委員長(岩槻)から、発題を末永廣地区会計(小川)から、いただくことができました。 小林先生は、コロナ禍における日本基督教団の対応や海外の教会の対応の事例を紹介され、国家による礼拝休止決定や、それに反発する教会の信仰のあり方など、コロナ禍ならではの困難な問題について話されました。最も印象深かったのは、やはり礼拝は神の招きによるもので、招集された礼拝が基本であること、オンライン礼拝など様々な工夫も大切であるが、それはあくまでも代替手段に過ぎないこと、それは時に礼拝の姿勢を崩しかねないものであるということが、語られたことでした。末先生は、地区内諸教会・伝道所の財政状況を踏まえつつ、どの教会・伝道所も困難な中で、それぞれに精一杯、献身しておられる様子をお話しくださいました。 その後、質疑応答・協議の時を持ち、各教会・伝道所の取り組みや現状、また今後についてなど、様々な意見が交わされ、祈りの課題を共有させていただきました。埼玉地区としても、今後とも、諸教会・伝道所の一致と連帯、また福音の前進のため、主にあって祈りつつ可能な限り仕えてまいりたいと存じます。 |
報告:大坪直史(地区書記、熊谷教会牧師) |
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