報告 地区総会

 2023年3月21日(火)、聖学院教会礼拝堂を会場として、2019年3月以来の対面の2023年度埼玉地区総会が開催されました(午前9時30分〜11時57分)。
 コロナ対応と会場の都合により、午前中で総会を終えなければならないため開会礼拝はなく、開会祈祷で始まりました。
 議長は小林 眞牧師(岩槻・地区委員長)でした。
 主な議案について報告します。

(1)地区委員選挙(半数改選)結果
教師 原田彰久(東京聖書学校吉川・新)、疋田義也(本庄・新)、横山基生(志木・新)
信徒 2022年度の信徒地区委員が1名欠員であったため、その補充として、グラハム里美(聖学院・新)
   国府田秀行(上尾使徒・再)、前田信一(大宮・新)
留任は、教師:栗原 清(武蔵豊岡)、澁谷弘祐(毛呂)、町田さとみ(初雁)、信徒:酒井道雄(浦和東)

(2)2023年度の宣教活動計画
主題 「主にある交わりを深めよう」
聖句 「イエス・キリストという既に据えられている土台を無視して、だれもほかの土台を据えることはできません。」 (コリントの信徒への手紙一3章11節)

 埼玉地区は、日本全国の教団・教区の中で、最大の地区で、ご承知の通り58教会・伝道所、及びキリスト教主義学校・諸施設の地域共同体です。
 この地域共同体の健全な成長は、それぞれの各個教会伝道所等の健全さによるもの以外ではあり得ません。つまり健全な教会は、そこに集められているひとり一人が「すでに据えられている土台」…教会の信仰、具体的には、「日本基督教団信仰告白、教憲教規」に立ち、礼拝説教等を通して、み言葉に聴き・ 問われ・養われ・慰められる中で、祈りの生活に励み、各自が「キリストの体 (教会)」を自覚するとこ ろに形成されていくものです。
 これらは、礼拝の充実から始まり、教会内活動の活性化となり、さらに教会外への働き・・・献身・伝道 証し・諸奉仕・・・へと拡がるのです。
 そして何よりも、主日礼拝は、教会の活動と、自らの信仰生活の中心であるだけでなく、この礼拝に於いてこそ、神さまがより働いてくださり、伝道の業と教会形成が進められていくのです。
<実際の活動について>
 今年度の諸活動は、どこまで実現できるか分かりませんが、コロナ禍以前の諸活動と、内容的には大きく変わらないでしょう。 それは、地区規則第2条を、諸委員会 (常設・特設 各部ほか) が、常に思い起こしながら活動して下さることに他なりません。(略)
 なお暫くは、コロナ禍の終息が見えない現在、自粛傾向はやむを得ないことでしょうが、その中で、精一杯の活動が出来ればと願っています。
 各委員会の計画・実施を主が祝して下さることを祈りつつ。(議案報告書より)

(3)2023 年度地区一般会計予算
@ 支出項目と予算額は、基本的に各委員会・各部からの希望に応じた金額となっています。
A @の支出を支える原資として、収入の主な財源である各教会の地区分担金は、コロナ対応のため本来の金額から減免をしてきました。2023年度はその減免を20%として、2024年度は復帰を想定しています。減免からくる不足分は特別会計から繰り入れる予算となっています。

 コロナ対応のため、聖学院教会礼拝堂をお借りしました。駐車場もたくさん用意してくださり、出席者が間を空けて着席しても十分余裕があり、一同に会して地区総会が開催できて感謝でした。

 地区総会の議事進行が順調に進み、地区委員選挙開票結果を待つ間に、2020年度から埼玉地区の教会に着任された教師と、2022年度末で辞任する教師の先生方に、前に出てきていただき、一言ずつ挨拶をしていただく時間をもつことができ、これも感謝なひと時でした。

 信徒地区委員選挙の投票を終えたとき、議長団から、開票結果を待つか、あるいは後日の報告とするか、2択の提案があり、議場は、後日の報告でよい方が賛成多数となり、地区総会は閉会祈祷をもって終了しました。

 地区総会を短縮して行うため、今回、関東教区の問安を辞退しましたが、地区総会の閉会祈祷の後で、関東教区総会議長の熊江秀一牧師(大宮)より、短く、2023年度の関東教区総会のお知らせと、ナルドの壺献金のアピールがなされました。

 イエス・キリストという土台―教会の信仰―に堅く立ち、地区内諸教会の一致と連帯に努め、福音の前進に仕える地区活動が進められることを切に祈ります。 

報告:金田佐久子(ホームページ委員、西川口教会牧師)




 
 地区総会会場(聖学院教会礼拝堂)入口


 

議場の様子


 
 

 議場の様子


 

 議長団



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