報告 地区総会

 2024年3月20日(水)、聖学院大学チャペルを会場として、2024年度埼玉地区総会が開催されました(コロナ前と同様の通常の地区総会)。
 開会礼拝の説教者は、地区委員長であり、今年3月末で岩槻教会を辞任し隠退される小林眞牧師、説教題は「福音の継承」(コリント一15・3〜8)でした(この説教で語られたことが、2024年度地区宣教活動計画に反映されています)。

 開会礼拝後、組織会を経て、議事に入りました。今回の地区総会は、地区委員長と教師の地区委員の補充者(任期1年)と地区委員(教師・信徒)の半数改選の多くの選挙があるため、投票しては議事進行、という議事運営となりました。

 2023年度の地区活動の諸報告、決算報告が質疑応答を経て承認されました。2024年度地区宣教活動計画、会計予算も可決されました。

 報告で特筆すべきことは、常設委員会の一つである社会委員会が、委員が集まらず活動を休止せざるを得なくなったため、2024年度の地区委員会が社会委員会の今後について協議することになります。

 主な議案について報告します。
(1)地区委員長選挙結果 
栗原清(武蔵豊岡・新)

(2)地区委員選挙結果
@補充者教師委員 2023年度の教師委員欠員に伴う、残任期1年の選挙
武田真治(上尾合同・新)
A教師委員
指方周平(東所沢・新)、澁谷弘祐(毛呂・再)、町田さとみ(初雁・再)
B信徒委員
グラハム里美(聖学院・再)、古澤ひかる(越谷・新)
(なお地区委員の留任は、教師は、疋田義也(本庄)、横山基生(志木)、信徒は、国府田秀行(上尾使徒)、前田信一(大宮))

(3)2024年度の宣教活動計画
主題 「主にある交わりを深めよう」
聖句 「最も大切なこととしてわたしがあなたがたに伝えたのは、わたしも受けたものです。すなわち、キリストが、聖書に書いてあるとおりわたしたちの罪のために死んだこと、葬られたこと、また、聖書に書いてあるとおり三日目に復活したこと、ケファに現れ、その後十二人に現れたことです。次いで、五百人以上もの兄弟たちに同時に現れました。そのうちの何人かは既に眠りについたにしろ、大部分は今なお生き残っています。次いで、ヤコブに現れ、その後すべての使徒に現れ、そして最後に、月足らずで生まれたようなわたしにも現れました。」 (コリントの信徒への手紙一15章3〜8節)

 「埼玉地区…の健全な成長は、夫々の各個教会伝道所の健全さによるもの以外ではありません。
 つまり、各個教会・伝道所が、如何なる「福音」を伝えているのか、それは…聖句に記されている通り、@「十字架の死が贖いの死(罪の赦し)」であり…、A「三日目に復活したこと(命の確かさ)」以外が福音の中心であってはならないのです。
 それゆえ、日本基督教団信仰告白では…明確に「教会は公の礼拝を守り、福音を正しく宣べ伝え」との告白する事を求めています。…
 また…多くの方々が「信仰の継承」を願いつつ、順調に行かないことも経験されておられるかと思います。…それと共に、前述の「福音の継承」も、より大きな事です。この両方を教会と信徒が正しく担い、祈りつつ歩む地区でありたいと願っています。…各教会に色々な課題があるでしょうが、先に申した福音(救い)を喜び、感謝して受けながら、夫々に与えられた課題を喜んで担う者でありたいと願います。…」(議案報告書より)

(4)2024 年度地区一般会計予算
@ 支出項目と予算額は、基本的に各委員会・各部からの希望に応じた金額となっています。
A @の支出を支える原資として、収入の主な財源である各教会の地区分担金は、コロナ対応のため本来の金額から減免をしてきました。2024年度はその減免を10%としています。


報告:金田佐久子(ホームページ委員、西川口教会牧師)


 

 開会礼拝で説教する小林眞地区委員長


 

 議長団


 

 新しく地区委員長に選ばれて挨拶する栗原清師


 

 地区総会の様子



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