報告 信教の自由と平和を求める2・11集会 |
2月11日(火)15時から16時30分を予定に(実際には17時15分まで行われた)、大宮教会にて、「平和のために祈ろう〜Pray for Shalom」とのテーマであった。 講演者は安田眞先生。アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団、川口神召教会の牧師で、以前イスラエルで10年程暮らしながら、ヘブル語と聖書地史を学ばれた方である。 講演の前半は、プロジェクターを用いて、イスラエルの風景を観ながらの講演だった。歴史の中で土と瓦礫で埋もれた町、銃弾の痕の残る家々の壁、一歩先は地雷が埋められた危険地帯。繰り返される戦いの歴史と、今も続く命の危険を見た。 講演会の後半は、一度消滅したイスラエルが第2次世界大戦後、イギリスを中心として、1948年には再建されたこと。その後、イスラエルとパレスチナ(に限らないが)の間では何度も戦いやテロが繰り返されたこと。そして、連立政権によって、右派左派とのバランスを取り折り合いをつけながら、今も難しい政局の中に置かれていることを、講演をとおして語られた。 安田先生は「今言えることは、戦いという面では建国以降戦いは続いているし、戦いの無い平和はイスラエルにはこれまで無かった。今後も、平和を実現する努力は続く。イスラエルとガザの戦いが終結するにはお互いの人質のこともあり、簡単にはいかない」ということだった。 日本とは違う地続きの国々が、平和を実現することの困難を垣間見た。「この争いを治める鍵は仲介者。かつてのエジプトのサダト大統領のような仲介者が必要。私たちも、仲介者イエス・キリストの名によって執り成しの祈りを祈り続けることが大事」。 講演後、幾つかの質疑応答の後、2人の方にお祈り頂き、主の祈りをもって講演を終えた。17教会・伝道所68名出席。 (地区通信 Vol.53-2 より転載) |
報告:町田さとみ(埼玉地区書記、初雁教会牧師) |
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大宮教会玄関前の案内 |
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栗原清地区委員長による開会の挨拶 |
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講師の安田眞先生 |
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講演会の様子 |
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